皆さん、こんにちは。
コンサルタントの水長です。

2010年もすでに6月に突入しました。
今月が終われば、早いもので一年の半分が終了となります。

年初にたてた一年の目標について
折り返しを迎える前に一度見つめなおしてみましょう。


さて、今回の『独り言』ですが、
最近あった出来事についてお話したいと思います。

ちょうど一か月ほど前の話なのですが、
友人と食事のために入った居酒屋に居合わせた大学生の話です。

聞き耳をたてるつもりはなかったのですが、
あまりに大声なのと、興味深い会話だったので
否が応でも頭に残っています。


10人ほどの大学生がワイワイと飲んでいたのですが、
話題は「就活」や「企業選び」についてでした。

「A社って、仕事内容はすごくキツイらしいよ」
「B先輩の会社は、いつでも休み取れるから、
サークルのイベントにも顔を出せるみたい」
「転勤がある会社は嫌だよね」など
思い思いの意見を出しあっていました。


その学生達の求めているものをまとめると、

 ・業界大手で経営も安定している
 ・給料はもちろん高い
 ・有給は自分の都合でいつでも取れる
 ・仕事はやりがいがあって、しかもハードじゃない
 ・ピリピリしていない穏やかな社風
 ・お洒落なビルに入っていて友人などに自慢できる

の様な会社が優良企業(?)だそうです。


もちろんそれと正反対の会社に入りたいという学生は
あまりいないかもしれません。
それにしても、条件がたくさんあるなぁと
率直に驚きました。

ちなみに僕の学生時代を思い返すと、
(何か新しいことに挑戦したいなぁ・・・)ぐらいの
漠然としたものしかなかったように記憶しています。


まぁどちらが正解とかではないのでその点には触れません。
それよりも素朴な感覚として芽生えるのは
「何かを求めるには、何かを与えなければならない」という
単純なGive&Takeの理屈です。


学生が企業に多くを求めるのであれば、
その分企業も学生に対して求めるものが増える(高くなる)のではないでしょうか?

例えば、

 ・頭脳明晰
 ・容姿も魅力的で、スタイル抜群
 ・言われたことは一度で完璧に理解してくれる
 ・こちらの考えを常に汲み取ろうとしている
 ・会社の指示に不満を言わない
 ・献身的に仕事を行い、苦労を嫌がらない
 ・常に高い成果を残し続ける

「これを満たさないとレベルが低い」と言われたらどうでしょうか?
ちょっと大変ですよね。


たぶんその学生達も社会に出れば、
その中で考え方を磨いたり、高めたりしていくでしょうから
今のうちは学生らしい素直で率直な声、で済みます。

でも社会に出て、
お給料をもらう立場になったらそうは行きません。

自分の利を求めるには、
相手の利を実現しなければなりません。
「自分だけが幸せで、相手は関係ない」という話は
到底通用しなくなります。
どれだけ相手の利についても考えているかが、
自分の利につながることが多いと思います。


そしてこれはコミュニケーションでも同じことが言えます。

常にこちらの要求だけを伝えていては
人間関係がうまくいきません。
それはどんなに自分の言っていることが
「正しい」と確信していたとしてもです。

互いに考えが違う人間が会話をするのですから、
考え方が無条件で一致することもありませんし、
まったく別の視点から物事を考えているかもしれません。

自分の考えを相手に理解し、納得してもらうためには
相手の利を理解し、考慮して伝えていくことが非常に重要になります。


コミュトレでお伝えしている多くのノウハウや対応法も
その考えを心に留めた上で初めて大きな効果が出るものだと思っています。

これから学び始める方も、
しっかりとトレーニングを積んでいっている方も
改めてこの原則をしっかりと意識して頑張っていきましょう。





※コンサルタントの『独り言』は執筆者の個人的見解であり、株式会社アイソルートの公式見解を示すものではありません。

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