こんにちは、コンサルタントの澤田です。

今回は、僕が学生時代に経験した話です。

学生時代に、ふとしたきっかけで南米大陸を一ヶ月旅したことがあります。

ペルーから入って、ボリビア、アルゼンチン、ブラジルと周っていたときの事です。

今回の話は、最後の国ブラジルでの出来事です。

10月の終わりといえばブラジルはこれから乾季に入り、
過ごしやすく、というか毎日30度を超える状態で毎日真夏日でした。

ブラジルは人口よりも牛が多いということもあって、屋台では焼きとりならぬ焼き牛というのがあります。(一本大体30円くらい)
僕は南米では毎日そういった屋台系の食べ物を食していました。
(単に金銭的な理由で・・・でも相当うまいです!)

ちなみにブラジルでは感謝の意を表すときに、
握りこぶしで親指を立てて「オブリガード!」(ポルトガル語で「ありがとう」)という習慣があります。
「どういたしまして」は何も言わずに笑顔でそのポーズを返します。
これは僕的にかなりヒットして結構はまりました。
ブラジルではとりあえずこのポーズをしておけば大丈夫です。
(これは「地球の歩き方」にも載っていません!)

食に関して、もう一つ、南米にはバール(BAR)というものがあります。
これは南ヨーロッパに多くあるもので日本でいう立ち飲み屋のようなものです。
雰囲気はこんな感じです。
http://www.brazil.ne.jp/contents/colum/colum002_200309283.htm
http://www.geocities.com/Tokyo/Bay/2309/sp-001.html
南米はスペイン、ポルトガルの植民地だったという歴史があり、バールが多いのです。

ある夜、僕は宿の近くのバールにふらっと立ち寄りました。
その日は日曜日で他の店の閉店が早く、そこしかやっていませんでした。

そのお店は黒人の家族経営で、レジにはまさしく‘マザー’という呼び名がふさわしい、
というかただの太っちょのおばちゃんが一人。
その横でTVを見ている娘さんがいるというアットホームなお店。

なにかおなかに入れたいと思い、「何かちょっとだけ食べるものある??」と聞いてみました。
そうするとなんと「今日はもう終わった、定食みたいなものしかない」との返事・・・。
値段を見ると‘高い!!’
うーん、酒も飲みたいけどつまみもほしい!

でも定食だと高い!金銭的にきつい!そして量的に食べきれない!
ちなみにその時のおなかのすき具合は、牛丼の並の具だけ食べたいな、という状態。

しょうがない、ということでビールだけを頼み一人で飲んでいました。
そうするとしばらくして、
「これでいい?」と言っておばちゃんが魚のてんぷらのような物を持ってきました。
さっきはないって言ってたのに、つまみ用に特別に作ってくれたの??
と思いながら食べてみると、うまい!!

しかもつまみにしてはボリュームもあって満足の量。

ありがとうおばちゃん!
という感謝の念を抱きながらリオデジャネイロの夜を満喫しました!

そして、帰ろうと思いお会計の時料金を見ると、なぜかビールの料金のみ?
するとおばちゃんは笑顔で親指を立てるあのポーズをして満面の笑み。

完敗でした。
いきなり来たポルトガル語もしゃべれない東洋人の若者に対してのおばちゃんの心の広さ。
正直もし日本だったらここまで感激してないと思いますが、
約一ヶ月旅をしてきてこういったやさしさは本当に心に残ります。
その時は僕の中で抱きしめられたい人癸韻任靴拭

色々な国を周りましたがやはり覚えているのはそういった人々との
出会いやふれあいです。

日常の生活でも自分の中では当たり前のことが、相手の状態によってものすごくプラスに伝わるときもあります。

逆に、マイナスに働くこともあります。

「相手の立場に立って考える」とよく言われますが、
日々の生活でも、自分の言動は「相手にとってどう写っているのか?」
これを考えるクセをつけることができるかどうかで
人間関係はずいぶんと変わります。

日常の中で一呼吸置いてこういったことを考えていくことが
実は大きな差を生む一歩なのかもしれません。


※コンサルタントの『独り言』は執筆者の個人的見解であり、株式会社アイソルートの公式見解を示すものではありません。

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