こんにちは、コンサルタントの水長です。

3月も残すところ、あとわずか。
近所の公園にはもう桜の花が咲いていて、
先月雪が降ったことが嘘のように暖かくなりましたね。

最近、コミュニケーションについて考えさせられる体験があったので、
今回の『独り言』ではそのお話をしたいと思います。

それは先日、タクシーに乗った時のことでした。

僕が「○○病院までお願いします」と行き先を告げると
「□△ね。わかりました。」という
まったく別の返答とともに車は走り出しました。
道中、不安になって「○○病院に向かっているんですよね」
と尋ねると、
「大丈夫ですよ、ちゃんと○○病院に向かってますから」
とのこと。
何となく腑に落ちない感覚ながらも、
車は快調に○○病院へ向かっているらしいことは理解しました。

あとで分かったことなんですが、
○○病院は以前、□△病院という名前だったそうです。
地元ではこちらの名前の方が一般的とのことでした。

しかし当然ながら僕はその事を知らかったですし、
他所から来た人であれば知らないことの方が多いかもしれません。

しかし人間は言葉を理解する時、
自分の言葉に直してしまう癖があるのです。
きっとタクシーのドライバーさんにとっては
『□△』の方が馴染み深かったのでしょう。

「ドライバーの方も、少し考えれば
お客さんの気持ちがわかりそうなものなのに」
そう感じた方も少なくないのではと思います。

しかしこういった事は常に会話の中に潜んでいたりもします。
例えば「今度の水曜日の件の準備はどう?」なんて会話は良く耳にします。
それがお互い同じ用件について確認していればよいのですが、
同じ水曜日でも違う件(例えば社内会議と新商品の発表会)だった場合・・・
社員A「(会議の)準備はばっちりです」
上司B「じゃあ、(発表会の方は)よろしくな」
とまったく噛み合わない結果になってしまいます。
いざ水曜日になってAさんが大慌てする姿が目に浮かんできます。

これがコミュニケーションの難しいところですよね。
ポイントは『自分なり』というワードにあります。
「自分はいつもこう呼んでいる」というドライバーの『自分なり』。
「水曜日の件は会議のことだと思ってました」というAさんの『自分なり』。
どちらも厳密には間違いではない分、
自分のミスに気がつきにくかったり、相手のせいにしてしまったり。

人は自分の思いを優先してしまう生き物だからこそ
誤解や食い違いは付き物です。
『自分なり』の判断や価値観ではなく
相手の立場に立ち、しっかりと確認できる姿勢こそが
スマートなビジネスパーソンのあり方ではないでしょうか。

そんなことを感じ
自分自身も改めて意識していこうと思った、今日この頃です。


余談ですが・・・
もちろんあまりしつこく確認してしまっても、
相手は気分を害してしまうことがあります。
感情を害さないコミュニケーション術については
ぜひとも講義に参加して吸収してくださいね。


※コンサルタントの『独り言』は執筆者の個人的見解であり、株式会社アイソルートの公式見解を示すものではありません。

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